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木材のヒビ割れの原因について

木材にヒビが入るのは当たり前の自然現象

木材にはよくヒビが入る。
 
しかし、
柱や梁や桁などにヒビは入っているのを見て、

あんな割れた木材を使って・・
もっといい木材を使ってくれ・・。
 
などと言う人がいたら、

その人は
木材の性質を、何も知らない人だと思って間違いありません。
 
木は乾燥するにしたがって、割れてきます。
 
表面から渇くので、
必ず、表面から芯の方に向かって割れ目が入ります。
 
これは当たり前の自然現象なのです。
 
このヒビが入るのを嫌がり、
 
柱などの芯をスッポリ取り除いて
中を空洞にした木材もあります。
 
芯がなければ、木材の表面も
あまり引っ張られませんので、
割れが入るケースは稀でしょう。
 
しかし木材の強度の要である芯の部分をくり抜いて
大丈夫なのでしょうか・・?
 
まさに本末転倒です。
 
割れさえ入らなければ、
家の丈夫さはどうでもいいのでしょうか?
 
そんなことはありませんよね。
 
割れというのは、
乾燥してくると自然と芯の方に入り、
木材は更に強くなるのです。
 
100年以上も経つ古民家などの梁にも
やはり割れが入っています。
 
国宝の法隆寺の梁や柱にも
割れが入りまくっています。
 
法隆寺は聖徳太子が607年に建てたんですよ。
もう1000年以上は軽く経っています。
 
ヒビ割れは、
芯のある木材なら、必ず起こる自然現象で、
割れが入っているから不良品ということではないのです。
 
ひび割れが入るのは生きている証拠なんです。

高温乾燥しすぎた木材には
ひび割れはほぼ発生しません。

木材も地産地消が理想的

木材には適度な乾燥は重要ですが、
切り倒した木材も、
生き物として扱わないと
その良さを失ってしまいます。
 
木の種類により乾燥のさせ方も変わるでしょう。
 
水分の多い木、少ない木
脂分の多い木、少ない木
 
それぞれ、その木に必要なものが備わっているはずです。
 
無理に負荷を掛けすぎないでください。
 
そして食べ物の分野でよく
地産地消という言葉を耳にします。
 
その言葉は
実は木材にも当てはまる部分があります。
 
例えば、同じ杉の木でも
北海道の杉と沖縄の杉には違いがあります。
 
沖縄の杉の方が脂分を多く含んでいます。
 
それは気候の違いで、
南の方が高温多湿でシロアリなど外敵が多いのが原因なのでしょう。
 
木材は、
その土地の気候にあった成分で成り立っているのです。
 
故に、
ただ有名な銘木だからと、
気候風土の全く違う土地に持ってきても、

観賞用としては良いでしょうが、
建築の構造用としては、お勧めできません。
 
適した乾燥方法で、
適材適所に使用する。
大変そうですが、
それが自然素材なのです。